年によってばらつきがあり、また、毎日観察しているわけではないので、どこまで正確か分かりませんが・・・。とりあえず今年初めてツバメを確認したのは3月20日。例年、4月上旬か3月でも下旬頃なので、1週間から10日ぐらい早いかも。何万年前?何百万年前?いつから渡りをしているのか分かりませんが、変わらず東南アジアから毎年訪れ、お米作りに合わせて巣作り、子育てし、秋の収穫が終った頃の晩秋になると、群れを成して南の国に帰っていく。ツバメを見ると、そろそろ野良仕事の準備を始めなければと思うのである。
世界は、コロナ感染で、国境封鎖や渡航禁止、自粛の嵐で、ついに東京オリンピックも延期になりそうな気配。日本では、ウイルスの遺伝子分析から、初めのころは中国からの渡航者から広まったと考えられ、渡航制限や検査が厳しくなって来ると、国内でのクラスターが発生。そして、今度は、東南アジアやヨーロッパ、中東から帰国した人々の中から感染者が多くなり始めた。昔から、ウイルスを国境を超えて持ち込むのは、渡り鳥の可能性が一番高く、鳥インフルでパニックになったのも記憶に新しいが、グローバル化の時代、世界中を無数に結び移動を繰り返す人間「渡り人」こそが、今や最も危険な存在になっているのかもしれない。