ペシャワール会HPなぜ、こんな人生を歩めるのだろうか。時代を問わず、世界中で世のため人のために人生を捧げる人々。中村さんの活動は余りにもすごすぎる。アフガニスタンのガ二大統領が棺を担ぐ。アフガニスタンの各地で、また日本在住のアフガニスタン人が追悼する姿に、その大きさが分かる。中村さんの功績は、もちろんアフガンにとってそれはそれは大きなものであると思うが、日本にとってもとても大きなものだと思う。外務省が逆立ちしたって出来ることではなく、日本の政府にさえできない大きな外交と言ってもいのではないだろうか。そして日本への信頼をどれほど作り上げてきたか。かつて中東へ自衛隊を派遣しようとしたとき、その愚かさを政府に直言したとこと。情けないことに私たちの政府はもちろんその言葉を無視して派遣したのである。中村さんの遺体を最大級の敬意を持って安置し、ガ二大統領が棺を担ぎ飛行機に乗せるまで見送るアフガニスタン。翻って、迎えた日本政府の何と恥ずかしいことだろう。わずかに外務副大臣と外務省関係者が数人・・・この外務省や総理が束にってもかなわない中村さんを迎えるに、到底ふさわしいお迎えではなかった。本当なら安倍総理自身がお迎えに行ってもいいくらいであるのに、かつて非難されたことをきっと根に持っているのであろう安倍総理はまともなコメントすらしない。その小ささが見えてくる。とにかく日本人として中村さんの死は悲しくも、その偉業を誇りを感じます。同時に、モリカケ、桜を見る会、大学入試の英語テストの件など、友達を優遇する都合の良さと、ばれるとごまかす、姑息な現政権の面々は、中村医師の爪のアカでも、煎じて飲んでほしいものである。