広島の夏を彩る「盆灯籠」づくりがお盆を1か月後に控えて真っ盛りです。赤、青、緑、ムラサキ、黄色、ピンクとカラフルな原色の灯篭。倉庫には出来上がった灯篭がだんだんと山積みになっています。この盆灯籠は、お盆のお墓参りに持参し、お墓の周りに立てます。親せきや家族多かったりすると、それぞれお墓参りに持って行きますので、お墓はカラフルな灯篭で埋め尽くされることになります。この風習は広島の西半分地域特有で、浄土真宗でも安芸門徒と呼ばれる人々の習慣です。昔、この灯篭づくりは、それぞれの地域内で家内手工業的に作られていましたが、今は中国などの海外からの輸入製品や広島でも大規模な工場で作られることが多く、家内手工業での灯篭づくりそのものが地域の風物となっているのは、北広島町の大朝や芸北を中心とした地域くらいかもしれません。大朝地区では、今でも地域のおばちゃんたちが一本一本丁寧に手作りしています。
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