三次の辻堂群「どうさん」が小冊子になりました。
2019年 04月 07日
お堂群は西日本の各地にあるのですが、その建物自体も中の仏様もほとんどが地元の住民が手作りしたような粗末といったら失礼なのですが、少なくとも世の有形無形の文化財とは程遠いもの。しかし、そのお堂を取り巻く伝説や習俗、祭り、コミュニティーはとても貴重なものではないかと思うのです。専門家にとって研究対象として面白味がないのか、また数が沢山あることで希少性の点でも珍しいものでないので、研究者からも市民からも顧みられることも少なく、その習俗も過疎化に伴って少しづつ衰退しています。
しかし、これほど多くの堂宇が古いものは数百年住民の手によって維持され、祭りや願いを込められてきたものだけに、そこには無くしたら取り戻せない何かがあるように思えるのです。安芸備後の辻堂の習俗の中のごく一部の三次地区ですが、それでもこうやってまとめることで、地域のとって、さらには研究者にとってもなにがしかのきっかけになるのではないかと思っています。いや、何かのきっかけになることを願って上辞した次第です。
最後に、お堂の調査にあたっては、地元自治会や郷土史愛好家の皆さま、三次の文化財保護委員の方々など、多くのご支援ご協力があってこそ制作できたものです。改めて皆さまに感謝です。


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