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大朝のつるやで開かれたドキュメンタリーの映画監督・岡村淳氏の上映会に行ってみました。「国防プロレス」と「ブラジル移民 最後の勝ち組」と、ブラジル移民の里帰りを描いた「60年目の東京物語」の3本。「国防プロレス」は、近年、軍事化を進める安倍政治を皮肉る活動のドキュメンタリーで、岡村淳監督のドキュメンタリーとしては異質な映画らしい。後の2本は、岡村監督のライフワークともいうべきブラジル移民をテーマにしたもの。ブラジル移民の中の太平洋戦争を巡る勝ち組と負け組の話。いまだに日本の勝利を信じて疑わない勝ち組といわれる数少ない移民たち。その最後の一人を通して移民で日本を離れた人々の苦悩や愛国心を描いたもので、そのプライドからは悲しさが溢れている。「60年目の東京物語」はタイトル通り昭和の名監督小津安二郎氏へのオマージュとして制作されたもので、ブラジルへ渡って60年振りに里帰りした一人の女性とその家族を追ったものである。今年はブラジル移民が始まって110年の節目の年だという。広島県や隣の山口県は移民県で、私の祖父や父の親せきなどには、ブラジルやハワイ、カリフォルニヤへの移民もいて、子供のころ里帰りしたちょっと遠い親戚のおじさんたちの話を聞いた覚えがある。早く里帰りした人たちは、比較的恵まれたと言うか、成功組で、何十年たっても里帰りなどは夢物語で、日本の家族との連絡さえままならず、人知れず亡くなった人達がどれほどおられたのだろう。日本が貧しく、言葉は悪いが口減らしの目的もあって、国策で詐欺まがいの移民政策さえ進めたのである。いま、日本は労働力不足が喫緊の課題と安倍総理は入管法の改正を進め移民受け入れを進めている。移民や難民を受け入れることは国際社会の一員としての責務でもあるが、戦前戦後に勧めた移民政策の反省もなく、その逆を堂々と行おうとしている。細やかなサポートも展望もなく、安い労働者が必要と言うだけで早急に労働者を確保しようする政策は都合がよすぎる。移民して苦難の中で亡くなった多くの日本国民と同じような不幸な人生を、今度は海外から移住してくる人々に与えることにならないのかと思う。
「水のふる里・大朝 ウェブマップ」 兄弟ブログ「繭ノクラフト」も見てください。 ブログ「繭のクラフト 大朝の人や文化、四季のいろいろを紹介する大朝地域協議会のブログ 大朝いろ
by mizunohurusato
| 2018-11-29 21:45
| 思うこと
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Comments(4)
ブラジルのサンパウロに戻った岡村です。
大朝での拙作上映会にお越しくださり、現在の祖国の問題を提起していただき、感謝です。
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Commented
by
mizunohurusato at 2018-12-12 21:00
> 岡村淳さん
岡村様 はるか遠くから本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。最後の勝組のドキュメントなどは、噂程度、ほんの少しだけ聞いていましたが、アメリカ移住とはまた違う、そこにもう一つの戦争の悲劇があったんですね。懇親会に参加できなかったのですが、もしこのブログをまた見ていただけるなら、一つ質問があります。 かなり前の話ですが、最後の日本軍の兵士として話題となった小野田少尉がブラジルに移住されたと聞いています。その当時の日本に幻滅して移住されたといったようなこともお聞きしましたが、若干の疑問がありました。もしかしたらこの勝ち組との関連などもあるのでしょうか?ご存知でしたら教えていただければと思うのですが。
小野田さんとは何度かお話したことがあります。
小野田さんのブラジル移住に関しては、フィクション顔負けの面白すぎる話も耳にしています。 小野田さんと「勝ち組」とは直接の関係はうかがえませんが、今日でも「ブラジル日本会議」といったようなのが幅を利かすようなブラジルの土壌を活用されていたかもしれません。
Commented
by
mizunohurusato at 2018-12-15 14:52
> 岡村淳さん
お返事ありがとうございます。なんとなく理解できそうです。当時の日本の旧日本軍のすべて否定するような雰囲気は、とても我慢ならなかったのかもしれませんね。今だったら、それこそ安倍さんやら日本会議やネットウヨにヨイショされ、うまく利用されるでしょうね。
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