地元の鎮守の森、冨士神社の注連縄を5年振りに製作しました。各地域の総代さんが集まり4時間半で制作し神社の拝殿に取り付けました。師匠はかなりなんでもできる山本さん。もう地元には山本さんしか占め縄を指導できる人はいません。藁は注連縄用に地元で育てたもち米の藁を早刈りし、2カ月近くはぜ干ししていたもの。まずは、色々な部材を作ります。はせ込む細い藁束を数百本と3つの〆子、結ぶための左縄も細いものとやや太いものを数本ずつ。左巻きの縄は普段作ることがないので、さすがの高齢者も四苦八苦です。部材が出来ると、まず注連縄になる3本の束を作ります。芯になる藁縄を2本通し部材の細い藁束を出来たら3本のうち2本を綯います。そしてもう一本を綯い目に沿ってさらに綯います。両端を結び仕上げし、全体の形やはみ出た藁などを取り除いたうえで〆子を取り付けて拝殿に取り付けます。作業を開始して4時間半。無事に真新しい注連縄に変わりました。今年は何とかできましたが、5年後は果たしてできるのでしょうか?高齢化や後継者不足もあって・・・みんな???です。
だいぶくたびれてきている古い注連縄。
みんなで部材づくり。
大切な綯いです。
はみ出した藁をきれいにしま。
完成後にみんなで記念写真です。
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