以前、広島市安佐北区の明神峠の道端に沢山咲いていたシロバナタンポポが、なぜか急に少なくなった。特に注意して見ていなかったので、正確なところは分からないが、少なくとも広島の旧市内や大朝では見た記憶がない。何年も前のこと、明神峠をバイクで走っていて「ん?ここのタンポポはなんで白いんだ?」と思ったのが初めてで、それ以降、ここ以外で見たことがない。全国でいうとシロバナタンポポは珍しいものでもないらしいが、この付近では少ない様な気がする。その明神峠のシロバナタンポポがやけに少ない。以前そこまで気にならなかった黄色の西洋タンポポの方が多い。なぜなんだろう。生態系は少しづつ変わっていくのでその一環なのか、シロバナタンポポが絶滅の方向に行っているのか、それも分からない。しかし、まだ少しは残っているので、これからも気にしてして見ていこうと思う。