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わら筆を作りました。

ここ何年かチャレンジしてきたわら筆作り。まだまだ試行錯誤中ですが、一つの方向性が見えてきました。田舎にある資源を活用して何かできないかと数年前に始め、手づくりを楽しむための体験講座として結構皆さんに喜んで頂いていましたが、書を楽しむ筆としてプロの書家の方にも使って頂くことが出来る程度まで質を高めたいとさまざま試行してきたもの。わら筆であるので、普通の筆のように滑らかな文字は書けませんが、余りにも荒れすぎるのもいかがなものかと、書に耐えられる筆先はどうあるべきか、藁のよさとある程度自由に表現が出来る筆の両立を目指している。
今回、ある程度方向性が見えてきたことは、1、筆のサイズ、2、筆の墨の含み具合と書きやすさ。太さは4種類。一番小さいもので筆直径2センチ、中サイズで3.5センチ、大は4.5センチ、特大は5.5センチ位。わら筆は、どちらにしても大胆な書に向いているので余り小さいものは適当でない。太さのほかに墨の含みに直結する穂先のやわらかさも二種類。もともとの稲の穂は余りにも硬いので、少し柔らかくしたものと、筆らしく墨をよく含むようかなり柔らかくしたものの二種。特に今回使った稲は古代米の稲藁。古代米は古代米と言うだけあって、原初的な稲の性格を持っていて穂先もかなり野生的で逞しい。わら筆にするなら、かなり改良された品種の稲のほうが作りやすいのだが、今回使った稲は世界遺産宮島の古刹で、弘法大師縁のお寺大聖院の御用田で育った由緒ある稲穂。大聖院の座主自らが豊作祈願の護摩法要をし、大朝の農家さんが丹精込めて作ったものなので、筆作りにも思いを込めなければならない。穂先だけを柔らかくするのはなかなか難しい作業だったがなんとかクリア。出来としてはまずまずのではないかと思う。書家の皆さんがどう評価してくれるかまだ分からないが、書き味くらいは後日紹介したいと思う。
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by mizunohurusato | 2013-08-28 23:27 | その他 | Comments(0)

水のふる里「広島県北広島町大朝」から、生きること、生きていること、愛、平和、人間、生き物、社会、仕事、森羅万象のいろいろから感じた事。思った事をつづっていこうと思います。男&女。


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