広島県の北部の三次市みなみ4町は「夕陽のふる里」です。山並みにしずむ夕陽、田んぼに映る夕陽、川面を染める夕陽などなど色んな美しい夕陽があちこちから見ることができます。私も先日、仕事でみなみ4町をぐる~と回ることがあって、甲奴町小童(ひちと読みます)の武塔神社と吉舎町滝で偶然夕陽を見ることができた。武塔神社では、まさに偶然で、樹齢1000年はあるのではと伝えられるケヤキの巨木の空洞から写真のような夕陽を見ることができた。私は勝手に不死のケヤキと呼んでいるのだ、巨大な幹の中はほぼ完璧に空洞で、皮の部分だけで生き続けている不死身なケヤキです。その空洞の穴からちょうど西の山にかかる直前の夕陽から光が差し込む。こんな夕陽を見るのは初めて。神秘的でもあった。その30分後、今度は吉舎町と甲奴町の境に当たる吉舎・滝地区。甲奴町の品の滝入り口にはいかにも日本昔話に出てきそうな民家とのどかな風景が広がっているのだが、その谷のV字にまさに夕陽が沈む。稲を植え終えた田んぼにおだやかな夕陽が映り、ふる里の夕陽そのものと言った感があった。同行した数名も一緒に、しばし夕陽が沈むのを見続けていたのであった。
◎三次・田縁通り「夕陽のふる里」ホームページ http://www.univ-yamanami.jp/yuhi/