「大崎上島」瀬戸内海のほぼ真ん中、離島ゆえに温暖で素朴な美しさと温かさが残るこの島は、移住地として注目され、自由で開放的な島の風土に若者の起業も盛んである。その広島県大崎上島町で2月17日・18日の二日間に渡って開かれたすみれ祭りに、姉妹都市の交流事業の一員としていってきた。雪に覆われた真冬の大朝から高速道路で南東方向へ1時間半走り、竹原港からフェリーにのり約30分。もう春が来たかのように水仙が咲き、梅が香る大崎上島。ぽかぽかと暖かい日差しの中、ふるさとまつりに産業祭、文化祭をいっぺんに催すようなお祭り「すみれ祭り」。地元の海産物に農産物などの特産品の露店の他、島中の金物さんや洋品店、雑貨店、農機具の商店などのバザーも沢山出店し、高等学校や地元の企業も参加、さらに島の各地からシャトルバスが出ていて、足がない子供から高齢者まで気軽に参加できる仕組みも便利で島中から沢山の観客が集まり一日中にぎやかである。交流事業と祭りの視察が終わって、島内視察。手作り醤油店を訪ねたり瀬戸内海を一望できる展望台、日本一可愛いのでは?と思う白亜の小さな中ノ島灯台を巡り、瀬戸の風情を堪能したのである。どうしても島だと思うと海産物を連想するが、おっとどっこい農産物も豊かなのである。私のお気に入りは、今売り出し中の海藻「アカモク」と「タイ飯」。さらにシイタケを丸ごと入れた海星バーガーに手作りコロッケ。特にコロッケは特筆もので農業が主産業の大朝もこのコロッケには脱帽である。
今回の「すみれ祭り」交流は、ただ単に交流するだけでなく、改革中の「おおあさふるさとまつり」の委員も同行し、一味違った祭りの工夫などを学ぶのも大きな目的だった。帰りのバスの中で盛り上がったのはもちろんである。
余談だが、その帰りのバスの中から、太陽と大気中の水蒸気や氷の粒によって幻想的な虹が出来る、たぶん、「幻日(?ハロ?)」と思われる、きれいな虹が見えた。中々見ることが出来ない幻日が見れるって・・・いいことが起きる前触れ?だったらいいのに・・・
輝く航跡。
北広島町の副町長挨拶。
大崎商船高等学校の生徒たちのブース。
白亜の可愛い中ノ島灯台。
バスの中から見た幻日。
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