旅する音楽家 奥野勝利君と大朝が一望できる加計の山の展望台「大朝スカイロック」に。高さ10メートル上部は1.5メートル四方くらいのほぼ平らな岩が、頂上付近の絶壁の上に突き出ている。当然、柵も鎖もなく、落ちたら大変な展望台である。この山は中腹から急激に勾配がきついくなり、立っていることも儘ならない斜面の頂上部につきだしているから、この上に立つとまるで大朝を空中散歩しているくらいの迫力がある。下からは風が吹きあがり、猛者はここからハンググライダーで飛びたっていた。この岩からはほぼ大朝全体が見渡せ、島根県の冠山や三瓶山、空気の澄んでいる時には鳥取県の伯耆大山や日本海も見ることが出来る。この日はまずまずの天気で島根県の冠山や三瓶山は見えたが、残念ながらモヤで伯耆大山や日本海は見えなかった。奥野君はことのほか、気に入ってくれたようで「この上でオカリナでも吹きに来たいな」と言っていた。私も、度々ではないが時折この岩の上に座ってなにも考えない時を過ごすのである。高所恐怖症でない方はぜひ一度行ってみてください。ただし、気を付けてください。管理された展望台ではないので落ちたら命の保証はありません。「大朝スカイロック」この名称は賛否両論あって「天空の岩」とかにしたらとか言われるが、それは恥ずかしい。高さがほぼ同じ、東京スカイツリーをもじった程度がパロディってる感じで笑えるのではないかと思っているのだが・・・
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